青色申告に向けて自動計算エクセル帳簿つくった!仕訳帳に入力するだけ!
青色申告用の帳簿をエクセルで作りましたー!
業務の効率化とか自動化とか大好きなので、帳簿付けもエクセルでほぼ自動でやりたいなーと思っていたので、ひとまず完成して嬉しいです!!
先日入会した青色申告会では、帳簿について質問し放題なので、さっそく質問攻めにしてしまいました(笑)
エクセルの帳簿では、今回はVBAを使わずにエクセル関数だけでどこまで自動化できるかに挑戦しながらやりました。
なので多少の手作業は発生しますが、基本的には日々の取引を仕訳帳に入力すれば、総勘定元帳と月ごとの試算表、決算の試算表、精算表、損益計算書、貸借対照表は自動で作成されます。
各帳簿は以下のような感じでシートで分けています。
仕訳帳シートはこんな感じ。
このシートに日々の取引を入力するだけです。
基本的にはこのシート以外は自動で計算がおこなわれるため、日々の記帳ではこのシート以外を見る必要がありません。
なので、このシート上で「現金」と「普通預金」の残高が見られるようにしました(右上)。
ここの残高が、現金出納帳と現金元帳と普通預金元帳の残高と不一致の場合は、セルに色がついてお知らせしてくれます。
現金出納帳はこんな感じ。
元帳はこんな感じ。
合計残高試算表も自動で。
C2セルに「2021年5月31日」とありますが、ここの日付を「2021年4月30日」と変えると、4月の取引のみを計算してくれるので、4月の試算表ができあがります。
決算用の合計残高試算表は、見た目は同じなので画像は用意していませんが、計算する期間の設定を変えてあります(個人事業主は12月末が決算なので、その年の1月1日から12月31日までの期間で計算するようにしてあります)。
精算表はこんな。
ちなみに現状では損益計算書と貸借対照表の借方貸方の合計は一致してないです。
このあたりはもう少し年末に近づいてから、より自動化できるようにアップデートしようと思っています。
こんな感じでしたー。
先日入会した青色申告会へも確認を取りましたが、この仕様で問題ないそうです。
(実は最初に作っていた仕様で青色申告会へ確認したら、項目の不備があったので、作り直しました!笑)
最終的には印刷して、7年保管する必要があるみたいですね。
年末に、印刷した帳簿と領収書などをすべてひとつのファイルにファイリングして、「2021年分」として保管しようと思っています。
最近はこの自作帳簿を見てニヤニヤしています。笑
今回はマクロのマの字もわからないパソコン苦手な人にも気軽に使ってもらえるようにと思って、あえてVBAは使っていないのですが、今後VBAを使ったバージョンも作ってみたいですね!(^▽^)
初めての個人事業主で青色申告するなら青色申告会に入会するのがおすすめです!実際に入会して感じたメリット6点
こんばんは、個人事業主なりたてほやほやのみっちょんです!
成り行きでフリーランスになったみっちょんですが、「とりあえず仕事をすれば相手からお金をもらえる」ということ以外、何をどうすればいいのかまったくわかりません!
なんとなく、開業届を出さなきゃいけないらしいということは知っていたのと、どうせならお得という噂の青色申告にしたかったので、いろいろ調べていたところ、「青色申告会」というものの存在を知りました。
そして調べれば調べるほど、メリットばかりのようだったので、実際に問い合わせてお話を聞きに行ってきました!
青色申告会とは
「はじめて 個人事業主」とか「はじめて 青色申告」とかでググりまくっていたときに、こんなサイトを見つけました。
青色申告会のポータルサイト -一般社団法人 全国青色申告会総連合
説明を読んでみると、青色申告会のサービスは以下のような感じ。
- 青色申告をおこなう個人事業主の帳簿付けなどをサポート
- 経営の相談もできる
- 税理士さんや弁護士さんなどの紹介もしてもらえる
- 各会によって相談会、勉強会、イベント活動などをおこなっている
- 融資に関して相談、斡旋
- 青色申告のためのソフトやテキスト販売
- 独自の共済制度など福利厚生もある
いやすごすぎじゃない??
メインは青色申告に関するサポートのようですが、それ以外にも個人事業主をサポートするサービスが充実していると感じました。
さらに最寄りの税務署のサイトを見ていると、「青色申告用の記帳説明会を青色申告会に委託」という文字を発見!!
税務署の記帳説明会を委託される青色申告会なら、記帳については間違いないかも?と思いました。
(これは地域によって違うかも)
で、この青色申告会は全国にあって、基本的には納税地の税務署の管轄ごとに「〇〇(地名)青色申告会」と名前がついているようです。
上記の青色申告会のポータルサイトから、最寄りの青色申告会の窓口情報を検索できて、各地の青色申告会へ問い合わせしたりサイトへ飛んだりできます。
この時点で私は「青色申告会すげー!」となっていたので、さっそく最寄りの青色申告会を調べました。
最寄りの青色申告会は複数あって、自宅からの距離はどれも同じくらい。
最寄りの青色申告会を検索すると、各会の「税務署管轄地域」というのが表示されます。おそらくこの管轄に該当する会に入会するのがセオリーなんだろうけど……
私は最寄りの青色申告会のなかで、一番サイトの運営がちゃんとされているところに、入会の問い合わせをすることにしました。
税務署の管轄地域は違いますが、やっぱり人気(ひとけ)のあるサイトがいいなーと思いまして。
「ここがいいんですけどダメですか?」って聞いてみようと思って、とりあえず入会について説明を受けに行くことになりました。
実際に行ってみて
さっそく青色申告会に入会の説明を受けに行ってきました!
結果は……
青色申告会に入会すると、年額1万円程度で帳簿について質問し放題!さらに開業届と青色申告承認申請書の書き方をその場で教えてくれて、税務署に代理提出までしてくれる&税務署の印鑑が押された控えを郵送してくれるだってぇぇぇぇええ?!?!?!
と大興奮して即入会しました!笑
順番に説明すると、まず建物に入ったところで、アットホームな感じにびっくり!
勝手に税務署のようなちょっとピリッとした空気感を想像していたので、ゆるめな空気に驚いたのと、みなさん親切で感じがよくて、丁寧に説明をしてくれました。
私が問い合わせた会では、会費は年額1万円程度。
メインは青色申告に関する帳簿付けや決算、確定申告のサポートをおこなっていて、会員になれば質問し放題!
しかも青色申告会の会費は、経費として計上できるそうです!
私がまだ開業届と青色申告承認申請書を提出していないと伝えていたので、用紙を用意してくださっていて、「この場で書かれますか?」と。
書き方を教えてくださって、その場で両方の書類に記入。
さらに私の納税地の税務署に提出してくださるとのこと。
さらにさらに、開業届と青色申告承認申請書は税務署に提出後、税務署の印鑑が押されるそうなのですが、その税務署の印鑑が押された控えを郵送で自宅まで送ってくださるとのことでした。
他にも事業主が税務署に提出する必要のある書類について、指導をおこなっているそうです。
私が一番気になっていた、税務署の管轄が違う問題ですが、大丈夫ですよと言ってくださいました。
入会したので、青色申告会総合連という青色申告会の総まとめ的な組織が発行している「青色申告会員必携」という本をいただきました。
青色申告制度についてや税金の申告についてなどが載っていて、わかりやすくて勉強になります。
他にも定期的に会報を送っていただけるとのことで、直近に発行した会報を1冊いただきましたが、「令和2年分の確定申告における改正点」という内容があって、こういう情報もいただけるのは本当にありがたいなと思いました。
青色申告会独自の共済についてのチラシもいただきました。
会の雰囲気にもサービス内容にも、個人的には大満足でした!
※地域によって差がありますので、詳しくはご自身の最寄りの青色申告会にお問い合わせくださいね。
青色申告会に入会するメリット
長々と書きましたが、ここで青色申告会に入会するメリットをまとめておきます。
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税理士さんと契約するより安い
税理士さんと契約すると、記帳や手続きをまるごとお願いできたり、節税のアドバイスをもらえたりと、メリットも大きいですが、その分どうしても金額が大きくなってしまいますよね。
私のようにまだ安定した売り上げが見込めない、創業間もない個人事業主には、税理士さんへの報酬をお支払いできるか不安があったりします。
その点、青色申告会は税理士さんにお願いするより安く済むことが多いです。
(詳しい金額は各青色申告会にご確認くださいね。)
節税のアドバイスはあまりもらえないかもしれませんが、記帳ミスをして確定申告を失敗するリスクは軽減できますね。
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青色申告会の会費は経費として計上できる
青色申告会に入会した場合、会費は経費として計上できるそうです!
経費にできるものはなるべく経費にしたいですから、これはうれしいですね!
ちなみに税理士さんへの報酬も経費になるそうです!
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記帳や決算について相談し放題
青色申告会は月額制や年額制となっていますが、会員期間中は記帳について相談し放題です!
日々の記帳でわからないことはすぐに質問して解決できますし、決算や確定申告についても納得できるまで相談できます。
相談は電話、メール、対面で可能です。
いつでも相談に乗ってもらえるというのは、初めての起業でわからないことだらけの身にはありがたいです。
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複式簿記の実務を経験できる
私は日商簿記3級を学生の時に取得していたので、実務でその資格を活かせるのが実は楽しみでした。
簿記の勉強、すごく楽しかったんですよね!
なので今回、自分で青色申告をするために記帳をするにあたって、とてもわくわくしています!
こんな風に思える人には、青色申告会に相談しながら自分で記帳をするというのは、とてもいい機会になりますね。
反対に簿記が苦手で苦手で仕方ないという人は、税理士さんに丸投げしちゃうほうが結果的にお得かもしれません。
苦手なことは得意な人に任せるのがいいですから、ご自身に合った方法を選んでみてください。
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税務署提出書類について指導してもらえる
私の入会した青色申告会では、事業主が税務署に提出しなければならない書類について、書き方などを指導してもらえました。
実際に「開業届」と「青色申告承認申請書」をその場で教えていただきましたが、それ以外の書類(例えば給与を支払う場合に提出が必要な書類など)も指導してもらえるようです。
どういう書類があるのかもわからない状態だったので、大変助かりました。
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記帳サポート以外のサービスも充実している
青色申告会のメインサービスは、記帳の指導などですが、それ以外にも経営の相談ができたり、税理士さんなどの専門家を紹介してもらえたり、さまざまなサービスがあります。
事業主のための総合窓口のように使えそうです。
私も困ったことがあったり、新しく何かを進めるときには、相談をしてみようと思っています!
青色申告会はこんな人におすすめ
上記のようなメリットがある青色申告会。特におすすめしたいのはこんな人!
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青色申告が初めての人
青色申告が初めての人は、右も左もわからないという人が多いと思います。
そもそも会社員をやっていると、確定申告自体やる機会がほとんどありませんもんね。私も会社員時代は副業などもやっていなかったので、会社の年末調整で意味も分からず用紙に記入していました……。
青色申告会は青色申告のプロみたいなものなので、そんな人たちに納得がいくまで教えてもらえるというのは、本当に心強いですね。
「必要な書類は何か?」「いつまでに準備が必要か?」など、私たちの確定申告がうまくいくようにサポートしてくれます。
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起業が初めての人
起業が初めての人は、確定申告だけではなく開業時の手続きなども、わからないことが多いと思います。
青色申告会では、事業主が税務署に適宜提出しなければならない書類についてのサポートもしてもらえます。
いつまでに提出しなければならないか? 何を記載するのか? など、教えてもらえますし、税務署への代理提出もしてくださいました。
また、経営の相談ができたり、税理士さんや弁護士さんなどの専門家を紹介してもらえたり、独自の共済などの制度もあります。
青色申告をはじめとした個人事業主の総合窓口のような感じで利用できるので、さまざまなことを相談したい場合にもおすすめです。
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あまりお金をかけずに記帳や経営の相談をしたい人
全部自分だけでやるのも不安だけど、税理士さんにお願いするほどの安定した売り上げも見込めない創業当初など(私です)は、できれば少ない費用で相談できる場所がほしいですよね。
青色申告会なら、税理士さんにお願いするより安いので、自分で記帳をする必要はありますが、費用面での不安は少なくて済みます。
最初は青色申告会に教えてもらいながら、ゆくゆく事業が大きくなってきたら税理士さんにお願いするというのもいいかもしれません(私はそのつもりで考えています)。
ちなみに青色申告会では、税理士さんの紹介もおこなっているので、相談すれば紹介してもらえると思います。
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白色申告から青色申告に切り替えを検討している人
これまで白色申告をしていた人が青色申告に切り替えるときも、青色申告会はおすすめです。
なぜなら、白色申告は「簡易帳簿」という家計簿のような帳簿付けをしていればいいですが、青色申告をするには「複式簿記」という、少し複雑な形式の帳簿付けをしなければならないからです。
日商簿記3級の勉強をしたことがあれば、複式簿記の記帳もできるかもしれませんが、そうではない人に複式簿記は、最初はちんぷんかんぷんだと思います。
青色申告会なら、複式簿記がはじめての人にも教えてくれますし、勉強会も開催しているようです。
青色申告に切り替える前に、青色申告会に相談してみるのもいいと思います。
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詳しい人に確認をしながら記帳を進めたい人
ある程度複式簿記の知識があっても、実務での経験がない場合(私です)などは、複式簿記で記帳を始めると、「これで本当に正しいのか?」と疑問に思うことが出てきますよね。
そういうときにも、青色申告会に入会していれば、逐一確認してもらえます。
実は、私はエクセルで帳簿付けをしようと思ってフォーマットを作ってみたのですが、帳簿の実物を見たことがないので、各帳簿で必要な項目の抜けがないかなど、チェックをお願いしました。
ちょうど今はチェックしてもらっている最中で、お返事待ちなのですが、こういう部分にも年会費を払う価値はあると感じています。
注意点
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青色申告会のサービス内容は地域によって異なる
注意点は、このブログで紹介したことは、すべて「私の入会した青色申告会のこと」ということです。
青色申告会自体が、地域の個人事業主による組織らしいので、地域や会によってさまざまなことが違うと思いますので、必ずご自身の検討されている青色申告会のサービス内容を確認してくださいね。
特に、会費については、月額制のところもあるし、金額が高額になるところもあると思います。
経費にできるとはいえ、想定していたより高くなることもあるかと思いますので、十分にご確認ください。
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会計の経験がある人にはメリットが少ないかも
青色申告会のメインのサービスは、「青色申告をおこなう人の記帳・決算・確定申告のサポート」です。
会計などの知識や経験がある人の中には、このサービスが不要の人もいるかと思います。
そのような場合は、青色申告会に入会しても、メリットは薄いと感じるかもしれません。
そういう方は、月額制の会であれば、1か月だけとか短い期間だけ加入して、その間に細かい疑問点などを解消しておくというのもいいかもしれません。
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節税のアドバイスなら税理士さんへ
青色申告会は複式簿記での記帳の仕方は得意分野ですが、節税に関しての専門家ではありません。
バリバリに節税をしたいなら、税理士さんへ問い合わせるのがいいようです。
青色申告会では税理士さんの紹介などもしてもらえるようなので、節税を強化したい場合は相談してみるのもありだと思います。
青色申告会に入会する方法
「入会したい!」「ちょっと説明聞きに行ってみたい!」という方は、以下のサイトから最寄りの青色申告会を探してみてください!
青色申告会のポータルサイト -一般社団法人 全国青色申告会総連合
ホームページがある青色申告会なら、ホームページから入会の問い合わせができます。
ホームページがない場合は、電話での問い合わせになります。
私はなんとなくですが、ホームページをしっかり更新されている会がいいなと思ったので、税務署管轄地域に該当しない最寄りの青色申告会に問い合わせました。
たずねてみると、管轄が違っていても大丈夫とのことでしたので、自分の通いやすい会へ問い合わせてみるのがいいのではないかと思います。
まとめ
人によってはメリットが少なくなるかもしれませんが、個人的には青色申告会とってもおすすめです!!
もし友人が青色申告をすることになったら、私は即入会をすすめちゃいます!
もしご自身にも合うと思われたら、ぜひお近くの青色申告会へ問い合わせてみてください。
問い合わせは無料です!笑
初めて開業しました
はじめまして!
みっちょんと申します!
このたび、ご縁があって、私個人に企業さんからお仕事をいただけて、私は個人事業主になりました!
ヽ(=´▽`=)ノわーい
でも、私の心の中は、、、
個人事業主って……(゚A゚;)ゴクリ
起業ってことじゃん?!?!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
と(笑)
勝手に「個人事業主=起業=すごい人」と思い込んで、
すごい人にならなきゃ!!!!!
という重圧に押し潰されそうになっています(笑)
実際のみっちょんは全然すごくなくて、ただのオタクでパチスロが大好きなだけのスロカス女です( ˘ω˘)
そして初めての開業なので実務もわからないことだらけ……ッ!!
見積書?納品書?請求書?領収書?
自分で作ったことなどないわ!
え?収入印紙も必要???
……ちんぷんかんぷーん¯\_༼ •́ ͜ʖ •̀ ༽_/¯
しかも青色申告にするから!
10年くらい前に簿記3級の資格取ってたからなんとなーくは覚えてるけど、これも実務ではやったことない!
開業してすぐの帳簿1行目にはなんて書くん???¯\_༼ •́ ͜ʖ •̀ ༽_/¯
と、わからないことばかりすぎて、現在進行形でてんやわんやしております( ゚∀゚ )
まぁでも、せっかくやるなら、と!
日々のわからないことや困ったことと、その解決方法について、ブログに残しておこうと思います!